交際初期で女性が冷める男性の結婚観トーク
こんにちは!
横浜市にある結婚相談所8bit婚活エージェンシーのハチですヾ(o´∀`o)ノ
男性の婚活でよく聞く、結婚に対するネガティブなイメージをはじめての男の婚活マニュアル『はじめての男の婚活マニュアル』男の婚活研究会(著)2014年発行をブログで書きました。
今回は多くの男性が悩む女性とのトークについて、はじめての男の婚活マニュアルを元にもう少しわかりやすく考えていきたいと思います。
目次
女性の気持ちが冷める男性の「結婚観」
結婚相談所で婚活をしている男性は、スペックに関わらず(むしろハイスペックになればなるほどかも)女性とのトークを苦手としています。
モテる男の特徴として、女性との会話は必須ではありますが、結婚相談所では恋愛経験がほとんどない男性が初めて女性と一対一で会話をする場面が訪れます。
女性との会話テクニックやどんな話題がいいかなどはまた別のブログで書くとして、今回は結婚相談所で婚活しているといずれ必ず話さなくてはいけない「結婚に絡む現実的な話」いわゆる「結婚観」を話す時に注意しなければいけません。
「結婚観」を話した途端に女性の態度が変わってしまってフラれてしまったという男性もいることでしょうし、プロフィールなどに記載されている「結婚観」により女性から避けられ出会うことも難しくなっている男性もいることでしょう。
「結婚観」は内容やタイミングによって、女性との価値観の違いやギャップを強く意識させることにもなります。
結婚は価値観をすり合わせていくのが最重要と考えられますので、価値観の違いやギャップを感じてしまうと一気に感情も冷めていき、埋めることができない溝を感じてしまうとお付き合いさえもやめてしまう女性もいます。
当たり前ですが、結婚してからの夫婦の考え方が違い、気持ちもすれ違い、離婚に発展してしまうことが容易に予測ができるため、二人の関係性に発展は無いと早々に見限り気持ちが冷めていくことでしょう。
①結婚を考えるならば
『はじめての男の婚活マニュアル STEP.3「トーク」の対策』(以下、略)
あなたが長男なら、両親との同居は避けられないかもしれません。そろそろ、介護のことだって考える必要がありますよね。
転職する予定がある?それだって夫婦生活に大きく響いてくる問題でしょう。後になって「そんなの聞いてない!」と揉めに揉めるケース、非常にふえているそうです。最悪、そのまま離婚してしまうことも。
結婚をするための婚活なので、結婚後のことを考えなくてはならなく、婚活のゴールは結婚することではありません。
特に男性は、結婚をゴールだと勘違いして婚活をすることが目的となってしまい、婚活中は結婚後の生活について現実的に考えていません。
真剣交際に進み結婚が現実的になったときに、やっと真剣に考えるようになります。
関連記事:婚活男性を襲うマリッジブルー
結婚観を話すタイミングを考える前に、まずは相手の女性にどんなことを話すのか考える必要があります。
自分にとっては大したことが無いと思っていることでも、女性にとっては大事なことだってあります。
男性は結婚がゴールだと思っている反面、女性は環境が変わり仕事も変わるかもしれませんし、夫が長男であれば妻として義両親の世話や介護なども意識するようになるでしょう。
結婚生活や数十年先のことを、どちらか一方ではなく夫婦ともに考えなくてはならず、結婚することをゴールだと簡単に考え大切なこと(=結婚観)を話さないような男性では、結婚というゴールにたどり着くことさえもできないでしょう。
②最初に話しておくべき?
答えはNO!です。小ズルい考え方で恐縮ですが、この手の話はお互いに情が移ってからにする方が「許容できる範囲」が広くなります。初期の段階だと、おそらく大半が「受け入れられない」となるでしょう。
話さなくてはいけない結婚観を、どのタイミングで話すのかが婚活の分かれ道だと言っても過言ではありません。
すでに結論が記載されていますが、最初に話すことではありません。
情が移ってからの方が「許容できる範囲」が広がるというのは間違いではありませんが、恋愛感情が芽生え信頼関係が出来上がってきてからがいいでしょう。
男性の心理としては、あらかじめ事実は伝えておいた方がいいという気配りや優しさから伝えていることになるかと思いますが、それは逆効果です。
信頼関係が無いなかで男性から言われてしまうと、男性の一方的な要求に聞こえ、自己中心的な考えだと思ってしまうからです。
恐らく発した本人も相手の都合や環境など知らない上で伝えているので、相手の感情を汲み取ることもしていないでしょう。
相手をよく知らないのに、家族の面倒をみて欲しい、子供の面倒をみてほしい(産んでほしい)、仕事を変えて欲しい、男性のみなさんは女性にこう言われたらどう思うのでしょうか。
将来のことを考えて結婚相手に求めたい条件を言っているのだとしても「まだわからないし、何を言ってるんだろう」という気持ちが生まれますよね。
お見合いの時に結婚観を話すということはこういうことなのです。
(もちろん相手からの質問に答えるのはOKです)
③「転勤」の話(仕事の話)
比較的、深刻度は低い問題だと思います。ですが、「転勤が多いんだけど、ついてきてくれる?」みたいな、直接的な質問をいきなりぶつけるのはダメ。
「転勤もある仕事をしてる」ということだけ、さりげなく伝えておいてください。
著書では「転勤」の話と書いてありますが、転勤が多い仕事と全く転勤が無い仕事があります。
ここでは「転勤の話」と「仕事の話」をわけて書いてみます。
「転勤がある」仕事をしている男性を条件から外す女性も多いことでしょう。
まだまだ男性が働き、女性が家庭を守るという考えが根強くありますので、女性としては男性の転勤についていかなければいけないと考えます。
これから出産子育てをしていく上で、もし旦那さんとなる男性の仕事が忙しく帰宅時間が遅くなるようであれば、家事育児に参加する時間に余裕もないでしょう。
子供が産まれたらワンオペも考えなくてはならず、一人で子育てをする不安からできる限り実家の支援を受けたいと考えるのは当然のことです。
初めての出産育児による精神的負担から、住みなれた環境での生活を望む女性も多いかと思います。
自分の負担が大きいと予測される結婚生活を最初から望む女性はほとんどいないので、転勤のある仕事は不利にしか働きません。
ですが、それを隠すことはもっと不利に働きますのでさりげなく伝えておくことは必要でしょう。
「仕事の話」として、結婚後の相手の女性が仕事を続けるかどうかというのも、最近の婚活女性は大きな関心ごとです。
女性の社会進出や仕事環境の改善、出産育児の保障など、女性も収入が上がり男性と変わらないほど仕事を大切にする女性が増えています。
仕事を辞めて専業主婦にさせようとしたり、女性の仕事を軽んじるような発言は、相手の女性の価値観を無視した考え方と映るので話すタイミングを考えなくてはいけません。
もちろん相手を尊重してやりたいことをやらせるという考え方の方がいいですが、自分も相応に家庭のことや出産育児を一緒にやっていく必要があります。
相手にだけ求めるのではなく、自分も変わっていかなければいけないのは結婚観だけに限らず、普段の生活や仕事の面でも同じことです。
④「家庭像」の話
専業主婦でいてほしい、子供は3人くらい欲しい、一軒家じゃなくマンション住まいがいい、などなど。どれも、他愛の無い話ですが、実はこれ、恋愛感情を持たれていない段階で話すのは大リスクな話題なんです。相手の理想とずれていると、問答無用で婚活対象から外れることもあります。
40代50代の男性が言いがちな「子供が欲しい」というセリフは、言われる側の女性からしたら、「産むのはあなたではなく私である」ということです。
その男性の年齢で今から子供を育てる体力があるのか、一緒に子育てに参加する意識があるのか、女性の精神面身体面で十分なケアとフォローをすることができるか、出産をすることが女性にとって負担であることを十分に理解した上での発言であれば何も問題ありません。
子供が好きで子供を育てたい、今までその機会に恵まれなかったから、今から一緒に頑張ってくれる女性と結婚したいというような真剣に向き合った考えであればいいでしょう。
しかし、それくらい子供が欲しかったのであれば、なぜ20代30代のうちに、最も子供を授かりやすい年代に行動しなかったのか、急に子供が欲しくなったという自己中心的な考えで発言はしていないか、ということです。
「子供が欲しい」という発言は軽はずみに聞こえ、女性は「幸せな家庭を望む男性」というように見てくれません。
「専業主婦でいてほしい」というセリフも、前述したように仕事に対する意識が高まっている現在では、相手の価値観を無視した発言と聞こえてしまうので注意が必要です。
男性自身の環境は変わる事は無いのに、相手の女性にだけ変わることを求めているような、自分の価値観を押し付けるような男性に見えてくるでしょう。
女性が恋愛感情をもち男性との信頼関係が出てきたときに、男性の子供を産みたいと考えるようになり、男性を支えるために自分の役割として専業主婦を考えたりするので、出会ったばかりのましてやお見合い時にこのような理想を語ると女性は婚活対象から外していくということです。
またこの結婚観はプロフィールに記載ができる内容でもありますので、自分の願望だけをPRにつらつらと書くことは考え方の違いを感じさせ出会うこともできないかもしれません。
関連記事:誰の仕事!?
⑤いい歳して実家暮らし
はっきり言いましょう。30過ぎた男が、いや百歩譲って、35過ぎた男が実家暮らしというのは、特別な事情が無い限りはかなり悪印象です。異論はあるでしょうが、これが世間一般の感覚だと思ってください。
「いい歳して実家暮らし」は男性の状況や環境のことですので、結婚観のトークではないのですが、実家暮らしは女性にとって印象がよく無いということは認識しましょう、ということです。
実家暮らしが女性にとって印象が良く無いのはなぜでしょうか。
答えはそんなに難しくなく、衣食住を全て親に頼っているところから、結婚したらその変わりとなるのが自分になるのではないかという不安からです。
もちろん夫婦の役割分担から炊事洗濯は女性が担当する場合も多いのかもしれませんが、問題はそれが親にやってもらっているように当たり前に考えているということです。
妻がやって当たり前、与えられて当たり前、というような考え方で協力していく姿勢もなければ感謝の気持ちも無い、そんな相手と結婚したいと思える相手はいないはずです。
剰え、主婦業は楽で良い、休んでばかり、お金がもらえない、など見下すような価値観さえも生まれてきます。
そんな考え方をしていたら、親御さんのもとで生活してきていても親御さんがやってくれることに感謝の気持ちも持ち合わせていないのでしょう。
30歳を過ぎたらという年齢のボーダーラインは曖昧ですし、世間一般の感覚という一般論の話でもありませんが、少なくとも結婚を望む女性から見て、結婚相手として求める男性ではないのです。
これから出産して子供の母親になっていくのに、男性の母親になることなんて考えたくもないですよね。
実家暮らしで婚活をしている男性は、認識を改め女性に十分なケアとフォロー、自立していく姿勢を見せていきましょう。
結婚観は「こうなる」と「こうしたい」は分けて話す
結婚観を話す時の内容とタイミングは、一歩間違えると女性の気持ちを冷めさせ、結婚相手としてみてくれなくなる可能性が大きくあります。
ですが結婚観は、お見合いやアポの時に話すべき内容では無いのですが、最初に話しておかなければいけないこともあるでしょう。
今自分が置かれている状況や環境、相手の女性がそれを知った上で自分と向き合ってもらうための内容。
どのタイミングで話すか、どうやって話すか悩むことが多いかと思いますが、ゆくゆくは「こうなる」であろうということは最初に話すべきことで、ゆくゆくは「こうしたい」ということは関係性ができてから話すべきでしょう。
どちらも出会ってすぐではありませんし、どちらも関係性ができてからではありません。
状況や環境、予測されるであろう変化は出会ってすぐに話すべきで、自分が望む環境や結婚生活は関係性ができてからです。
どちらも交際初期で伝えてしまうから、一方的に相手に求めていると思われてしまい女性が冷めていくのです。
まとめ
お見合いで結婚観を話す必要はありませんし、仮交際1~2回で会話が無いからといって先のことばかり話すことも必要ありません。
そのためにはやはり雑談力やコミュニケーション能力をつけていき、会話を楽しみながら女性と信頼関係をつくっていくということが大切ですね。(結局コミュニケーションです)
理想の相手に出会うための「男性の婚活」
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