ザ・ノンフィクション「長谷川さん」のその後
こんにちは!
ヨコハマのIT企業が運営する結婚相談所 8bit婚活エージェンシーのハチですヾ(o´∀`o)ノ
2022年1月16日放送、1月23日放送のフジテレビ系番組の「ザ・ノンフィクション 結婚したい彼女の場合 ~コロナ禍の婚活漂流記~ 」にて放送された、結婚相談所で活動する女性のドキュメンタリー番組が大きな話題を集めましたね。
8bit婚活エージェンシーでもブログを書きましたが、1年経った今でもアクセス数トップにいるほどです。
ザ・ノンフィクションでは、ミナミさん(仮名)という30歳の女性が活動しているところを追いかけていましたが、交際相手であった長谷川さん(仮名)という男性のその後の婚活が記事になっていました。
長谷川さんとはどういう人なのか、結婚相談所で活動する男性像と比較して、ザ・ノンフィクションで結婚相談所のサービスを知った方、特に女性に向けてどんなお相手を選べばいいのかをお伝えできればと思います。
目次
ミナミさんの交際相手だった長谷川さん
ミナミさんの交際相手は長谷川さんの他に町田さん(仮名)という男性がいましたが、当ブログではミナミさんに合うのは長谷川さんではなく町田さんだとお伝えしました。
結果的にミナミさんは長谷川さんでもなく町田さんでもなく、年齢が近い直樹さん(仮名)という男性と成婚退会されたようです。
婚活ミナミさんはどちらを選ぶべき?(1月16日放送「ザ・ノンフィクション」)
婚活ミナミさんはごく一般の女性(1月23日放送「ザ・ノンフィクション」)
ミナミさんが結婚できた理由(ザ・ノンフィクションのその後)
長谷川さんはミナミさんと真剣交際まで進んでいたのですが、真夏のデートの時にあまりの暑さで長谷川さんがベンチ休憩した際に、ミナミさんが精神的障害を持っているのではないかと勘違いしたところで真剣交際が終わったようでした。
一方的なミナミさんの勘違いということで、視聴者にはミナミさんの思い込みが激しく衝動的に物事に見切りをつけてしまう性格というように映ってしまったのではないでしょうか。
しかし、この記事を見ると長谷川さんの気遣いが足りないマイペースさがわかりますので、デートでマイペースに(一緒にいるミナミさんに気遣うこともなく)休憩したところから、一緒にいる自分に気遣うこともできないほどの辛さなのかという推測からだったのかもと読み取れなくは無いかもしれません。
今回の東洋経済オンラインの記事で長谷川さんにフォーカスされたところを見るとマイペースということでは許容されにくい気遣いができないところがわかります。
婚活歴5年、「40代資産家」男性が振られ続けたワケ -東洋経済オンライン-
優先順位がわからない「遅刻癖」
ある時は、真冬の雨が降る中、女性を外の改札口で20分以上待たせて、女性の体調が悪くなり破談になってしまいました。「遅れます」と連絡は入れていたものの、「近くのお店に入って待っていて」と言う気遣いができないのです。
ミナミさんとは合わなかったであろう理由
ミナミさんは結婚に対して理想が高かったわけでもなく、かなりの現実的な考えを持っていたのではないかと考えられたのですが、現実的な結婚生活を考えすぎるが故に「失敗したくない」という想いが前に出過ぎてしまっていたのかもしれません。
長谷川さんの気遣いができないところに女性のエスコートができないマイナスポイントを見ていたわけではなく、結婚後に一緒に生活をしていく上での健康面もしっかりと判断基準にあっての考えが浮かんでしまったのでしょう。
ミナミさんも長谷川さんと同じく恋愛経験がほとんど無いという女性だったようなので、女性のエスコートができているかどうかは問題ではなく、長谷川さんの気遣いができないところでもしかしたら他人に興味関心を持てていないところに不安を感じてしまったのかもしれません。
30歳まで恋愛経験がなかったとしても、結婚相談所で結婚相手を見つけて結婚生活を送ろうという、自分が変わろうとしているときにマイペースの長谷川さんは合わなかったのだと思います。
失敗したく無い結婚生活を望んでいる人にとって、失敗するのか成功するのかもわからない”なんとかなる精神”のお相手は合わないですよね。
恋愛経験が無い男性
恋愛経験が無い女性と恋愛経験が無い男性は、一見同じ条件のため釣り合うと思われるかもしれませんが、恋愛経験が無い男性は女性よりももっと後塵を拝しています。
異性を意識しているかどうかなのですが、恋愛経験が無いにしても女性はある程度異性を意識した見た目を求められますし、美しさは異性が存在して初めて意識されるものとなるはずです。
男性は異性を意識することがないと全く意識しませんし、そればかりではなく自分にも興味を持たない男性も少なくはありません。
長谷川さんも同じく、異性を意識することはなく、意識もしないので自分にも興味を持たなくなり、着る服や食事をするところ、そして自宅と会社以外の外の世界にも興味を示さなくなったのではないでしょうか。
恋愛経験が無い、ということだけで片付けられないくらい根深いもので、それが今結婚相談所で活動する男性に多く見られるのかもしれません。
長谷川さんが活動する結婚相談所「MARRY ME」の植草さん(業界の大先輩)にも着ている服のアドバイスやデートの練習をしてもらっていたようですが、実際に長谷川さんは変わっていけたのでしょうか。
おそらく付け焼き刃での処置をしたところで長谷川さんが考えるべきポイントは”相手の存在を意識したもの”ではなく、そこからもっと根深く奥にいってしまった”自分に興味をもつこと”だったのではないかと考えられます。
結婚相談所のできることできないこと
MARRY MEの植草さんの長谷川さんへのサポートは、さすがに長年やっていらっしゃる実績のあるサポートだなと感心しました。
活動される長谷川さんや、長谷川さんのお相手のさやかさん(仮名)などの育った環境や家庭からのその人の性格、結婚時の親御さんへの挨拶における親御さんの気持ちなど、子供を見守る親目線のアドバイスができていると感じました。(植草さんのご年齢はわからないのですが...)
そこからMARRY MEのサービスの高さがよくわかるのですが、しかしここまで実際に結婚相談所ができるのかというと実はできなかったりします。
それは、お相手のさやかさんが同じ結婚相談所であり、さやかさんとも直接コミュニケーションがとれアドバイスができているからです。
通常は結婚相談所は男性か女性どちらかしか会員ではなく、会員のお相手は他社の会員となりますので、ここまで情報が揃っていないですし、さやかさんの気持ちを把握しようとすると相手相談所経由で聞かなければいけません。
さやかさんが長谷川さんに対して抱いた不安というのを正確に知ることも難しくアドバイスも直接できません。
同じ相談所の会員同士であれば、二人の間に入る仲人のアドバイスは一貫性もあり伝わるスピードも早く、二人の関係性が出来上がっていくのがスムーズにいくことでしょう。
しかし一方で仲人の持つ力が強すぎることもあり、会員さんが考える間もなくことが進んでしまうこともあります。
今回のように男性が長谷川さんだったということと、親御さんから勧められて入会したさやかさんのように、少し古いスタイルのお見合いであれば上手くいくケースだったのかもしれません。
お相手のさやかさんの決め手とは
東洋経済オンラインの記事タイトルではさやかさんの決め手とありましたが、記事の中では長谷川さんの不安要素がたくさん出てきているなかで”頼り甲斐がある”ことと”長谷川さんの家族が優しそう”ということだったとのことでした。
決め手ということであれば今まで悩んでいたものの背中を押してくれるきっかけとなるものだとは思いますが、さやかさん自身も決め手というものが必要なほど十分な恋愛経験と経験をもとにした判断基準がなかったのだと伺えます。
ミナミさんが失敗したくない結婚生活を送るための相手選びに対し、さやかさんは自分を必要としてくれる相手選びだったのかもしれません。
どちらも、まだ見たことのない結婚生活を想像し、自分がいるべき場所にどう収まるかという考えで相手を選んでいたのかもしれません。
さやかさんが求める結婚相手像が記事の中では出てきませんでしたが、さやかさんが求める相手選びに長谷川さんはあてはまっていたのでしょうか。
結婚後のサービスとして月に一回二人でカウンセリングを受けるということになっているようですが、もしかしたら植草さんもまだ二人の結婚には心配するところもたくさんあるのでしょう。
さやかさんにとって確信のあった決め手があるような結婚ではなかったのかもしれませんよね。
しかし、誤解が無いようにお伝えしたいのですが、結婚相談所サービスでは年数をかけずに成婚までいきますので、未完成なところも多く、このような結婚のスタイルは多くあります。
決して強引な成婚をさせているということではなく、会員さんの自身の意思をもって相手を決めてもらいますが、その意思というのがあいまいだったり明確じゃなかったりするときに決断を促しているのです。
長谷川さんを見て女性が思うこと
8bit婚活エージェンシーでも、過去に長谷川さんのような恋愛経験が少ない男性のサポートをしてきましたが、交際時に女性からフラれてしまうケースが多くあります。
フラれてしまうのはさまざまな理由がありますが、女性が許容できる範囲をすぐに超えてしまい合わないと思われるとすぐ終了されてしまいます。
これは女性が悪いというのではなく、男性に対して将来の発展性や成長性が見えて来ないからだと思われます。
この先一緒にいたとしても、相手に合わせることができないマイペースなところで、何も変わらなさそうだということなのではないでしょうか。
結婚相談所で服装や見た目を変え、デートの仕方を覚えたところでは解決しません。
なぜ恋愛経験が少ないのかを掘り下げて考えていくと解決方法が見つかるかもしれませんが、自分と向き合い、自分に興味関心をもち、他人に興味感心を持つことが大切なのだと思います。
さやかさんとの結婚を機に、長谷川さんが相手を想いやることができて、さやかさんの事を想い大切にしていけるよう願っています。
ひとまずは婚活が終わったということで、ご成婚おめでとうございます。
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