会員の”今”を伝えるプロフィール 〜担当カウンセラーからのPRの書き方〜
こんにちは!
横浜市にある結婚相談所8bit婚活エージェンシーのハチですヾ(o´∀`o)ノ
プロフィールの良し悪しを決めるのは異性のお相手
結婚相談所に入会するとまずはじめに行うのがプロフィール作成です。
前回のブログ「まだ見ぬあなたへ、私はあなたにとってどんな人なのか〜プロフィール自己PRの書き方〜」で自己PRについて書きました。
自己PRは、趣味や仕事などの現在の話をするのではなく、これからの話(=未来の話)をする
・どんな人がいいか?私はあなたにとってどんな人でいたいか
・どんな結婚生活を送りたいか?私は結婚生活で何ができるか
今回は”担当カウンセラーからのPR”について書きたいと思います。
担当カウンセラーからのPRは会員さん本人の自己評価ではなく、客観的な視点から会員さんのことを書く他者評価となります。
相談所によっては大絶賛(本当かいな…)というところもあり、辛口評価というのはまずないのかな、と思います。
この担当カウンセラーからのPRについても、だいたい似たり寄ったりになってきているところもあるので、8bit婚活エージェンシーでの書き方について説明します。
繰り返しになるのですが、このプロフィール作成には正解が無く、唯一良し悪しを決めるのは異性のお相手です。そのお相手の文章の好みや想像力、異性のタイプなどにより大きく変わっていきます。
文章の読みやすさはもちろんのことですが、その文章から感じる相手の人柄や、その相手と出会ったときに感じられるかもしれないストーリー性を入れていくのがいいでしょう。
プロフィールあるある「褒めすぎ」
自社会員を売り込みたい一心で、会員さんのいいところばかりを主張する褒めすぎる文章になっています。
見た目から褒めて、立ち振る舞い、仕事の姿勢など、とにかく徹底的に褒めることで会員さんの人物像を作っていきます。
本当にこんな人いるのかな…と疑いたくなるような賞賛文で少し気持ち悪さまで感じてしまいますよね。
もしお見合いが成立してお相手とお会いした時に、あれだけ褒めているのに片鱗一つも見つけることができないとなると失望へと変わりますし、会員さんの交際への可能性も無くしていくことになっていきます。
褒められすぎている会員さんのプロフィールを見ると、逆に褒めるところが無いのかもしれませんよね。
文章の終わりには、“イチオシの会員さんです”って書いていたり…それ、どの会員さんにも書いているからイチオシじゃないよね…と思います。
プロフィールあるある「結局よくわからない」
会員さんの魅力を伝えたいあまりに主観的なところを入れすぎて、結局会員さんの人物像が伝わってこない文章です。
表現が抽象的すぎたりするのでよくわからなくなります。
“周りをパッと明るくさせるような雰囲気をお持ちで…”って、本当によくわかりません…。
事実を述べているのか感想を述べているのか分からず、結局この人はどんな人なんだろうな、と想像さえもさせてくれません。
会ってみなくてはわからない、という部分は多いに賛成できるのですが、”会わなくちゃわからない”とは大きく違います。”会わなくちゃわからない”人はまず会ってくれません。会わなくちゃ分からない人に、時間もお金もかけて会いたいと思えるのは、よっぽど容姿がいいか、スペックがいいか、になるはずです。
余談ではありますが、男女のお見合い(マッチングアプリだとアポ)にかけるコストはいくら?という議論がいつもおこなわれているのですが、
”男性がお茶をおごることの金銭的なコスト”VS”女性が会うときまでに美容室やネイル、洋服を購入するコスト”
会わなくちゃわからない、という考えは男性に多いのかな、と思いました。
女性が会わなくちゃわからない男性にわざわざ前もってコストを使うのかどうか、というところですよね。
担当カウンセラーからのPRは、相手の目線から見える会員さんの魅力を書く
入会面談でカウンセラーが見たことを書いていきます。これは、会員さんがお相手とお見合いしたときにお相手が感じるであろう第一印象を記載するのがいいでしょう。
もちろんポジティブなことを中心に書いていくのですが、客観的な視点(=一般的に見ると)で書くことと、担当カウンセラーの視点(=お相手目線になって)で書くことになります。
PR文章で褒めているところをお相手が一つずつ見つけて答え合わせができるようにするのがベターだと思います。
客観的な視点で書くこととしては、見た目の印象になってくると思います。洋服やファッション、表情や雰囲気、話し方、しぐさなど、異性からの客観的な視点となりますので、異性としての魅力を伝えていきます。
担当カウンセラーの視点はお相手目線になりますので、どのようなお相手が、どのようなところに魅力を感じてくれるか、ということを伝えていきます。
家庭的な女性を好む男性から見ると、会員さんは●●なところもあって魅力を感じていただけるでしょう。
男性にリードをとってほしい女性から見ると、会員さんは●●なところがあって頼れる存在と感じていただけるでしょう。
というようにより具体的な相手の目線から見える会員さんの魅力を書いていきます。
担当カウンセラーからのPRを書くにはヒアリングが重要
入会面談でカウンセラーが聞いたことを書いていきます。これは、面談時のヒアリングにあたるのですが、どれだけヒアリングできているか、会員さんの過去から現在に至るまでをヒアリングして書き留めます。
過去の恋愛経験はもちろん、仕事や趣味、好きな事嫌いな事など、過去から現在にかけての経験を書いていきます。現在の会員さんが作られていく要素となっていくので、しっかりとヒアリングをします。
趣味や休日の過ごし方など、自己PRで書いておきたい内容もここで書いていきます。
趣味や休日の過ごし方を本人の自己PRで記載しても本人の価値観や考え方が伝わりづらいので、担当カウンセラーからのヒアリングをもとにした事実を書くのがいいでしょう。
恋愛経験に関わらず、会員さんの過去の体験や経験は、現在の会員さんを作っている要素となっているので、(もちろん会員さんの許可は得ますが)失敗した経験も失敗から学んだこととしてポジティブに記載していきます。
失敗談を後悔させるのではなく、振り返ってみるとあの経験がなければ今の自分が無いのではないか、という文章にしてもいいのかもしれません。
担当カウンセラーからのPRはカウンセラーの主観でもいい
カウンセラーが感じたことを書いていきます。主観的に書いていいと思うのですが、これも会員さんのPRとなるのですが、ここで初めて本格的に褒めていくのがいいかと思います。
×聞き上手でいらっしゃるので一緒にいると思わずほっとしてなんでも話したくなってしまうような居心地の良い空間を造ってくれる癒し系の女性でございます。
これは事実と感想とどちらかがあいまいで、よくわからない文章になってしまっている典型的な例ではないでしょうか。
聞き上手であるのはカウンセラーと話してみてそうだった事実で、話してしまいたくなる、居心地の良い空間を造ってくれる(造ってくれそう)なのもカウンセラーの感想です。
かつ、こちらの文章は雰囲気は伝わってくるのですが、じゃあ実際はどんな女性なのか?がよくわからないのだと思います。
〇面談の雑談の中でも、カウンセラーが思わず話したくなるような聞き上手です。彼女の佇まいや姿勢から、安心感を与えてくれ、笑顔で話を聞いてくれますし相槌もうってくれるので、しっかりと話を聞いてくれる印象を与えてくれます。お相手の男性であればこんなにニコニコ聞いてくれる奥さんがいることで居心地の良さを感じ、家に帰る楽しみができることでしょう。
担当カウンセラーからのPRの落とし穴
ここまで書いてきましたが、一つ落とし穴がありまして...それは会員さんが修正をしてほしいと言ってくる場合があります。
カウンセラーからのPRですので、相談所が感じた会員さんの側面を書き出しているのですが、プロフィールは会員さんの分身でもありますので、会員さんも納得のいくプロフィールにしたいという気持ちが強くなります。
何度も修正を希望される会員さんもいますので、このブログのように書けない場合も多いです…。
前回のブログで記載した「まだ見ぬあなたへ、私はあなたにとってどんな人なのか〜プロフィール自己PRの書き方〜」では、自己PRは”これからの話(=未来の話)をする”と記載しましたが、担当カウンセラーからのPRは”今の話(=過去から現在の話)をする”ということになります。
過去を語るのは自分自身で語るのではなく、カウンセラーが見聞きした中で語っていく方が、今の会員さんを作っていく価値観へと変わっていくのだと思います。
まとめ
プロフィールは、読み手を意識して書きます。読み手がストーリーを感じ、未来を感じ、会ってみたいと望むように仕向けていく。そしてその延長にお見合いがあって感情が芽生えていきます。
プロフィールからお見合いが始まっているといっても過言ではありません。
プロフィール作成も手を抜かず書いていきましょう。
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